夏の天川村

奈良県は良くも悪くも、何もない所と言われる。

奈良県民もそのことは一番理解している。

ただ、何もないからこそ良いところもある。

私は自然が大好きだだ。余計な建物もなく、ただただ森と川がある場所。おそらく幼少期の頃から自然の中で育っているためか余計にそう思う。

夏になると、奈良市から遥々２時間程かけて天川村という大自然の中に逃げ込む。

ちなみに携帯の電波もない。俗に言う、デジタルデトックスである。

自然の力はすごく、常に頭の中で悩んでいることが一時的に軽減できる。

そして、川はとても冷えておりこの灼熱の暑さを忘れるほどの威力である。

ライフジャケットを着用し、ぷかぷか浮いていると幸福度が高まる。

鳥の囀り、蝉の鳴き声、ひぐらしの鳴き声、川の流れる音。これほど自然と一体化ができる空間は、なかなか大人になると経験することがない。

一人で行くのもいいが、友人とワイワイするのもまた楽しい。

自然の中で食べる食事は、自宅で食べる食事より圧倒的に美味しい。

自然の景色は見ているだけでもリラックスできていると感じる。

また来年、再来年もよろしくお願いします。