男性看護師の実際

みなさんこんにちわ。実際男性看護師として勤務している私の体験を共有していけたらなと思います。近年看護師の中で、男性も働く割合が増えている印象です。

これから男性の中で看護師を目指そうと思われている方や、興味も持っていただかれている方は是非参考にしてみてください。

結論、看護師の仕事を周りの人へ勧めるかどうかは〝人による〟が答えとなります。

その理由をメリット・デメリットに分けて解説していきます。

メリット

医療知識が身につく

看護師になって個人的に良かったメリットかなと思っています。当たり前ではありますが、お医者さん程の知識はありませんが、医療的な知識は必然と身に付きます。

案外医療知識は知っていると人生にプラスになることが多い気がします。この病気はこういう原因でなりやすいのかなど、色々な視点での知識があるので、私の場合はもっと自分身体を大事にしないといけないなと感じています。

実際に患者様と接する時間が一番長いのはお医者さんではなく、看護師です。その患者様の病気についての症状、経過は看護師がいち早くわかるものです。また血液検査のデータだったり、薬情の事、解剖生理学等様々な視点でも把握はしやすくなります。(理解できていないと先輩にも怒られます。。)

異性の出会いが多い

良くも悪くも、看護師は女性が大半を占めています。よく職場の人は恋愛対象にならないと言われたりしますが、女性が多いことには間違いありません。その中で相性が合った人に出会う確率も他の職業よりかは多いはずです。

僕自身も看護学生時代に知り合った同級生と結婚をしました。周りの友人の男性看護師の方でも看護師と付き合ったり、結婚されているケースが多いです。(僕の周りだけの話なのかもしれませんが、、)

私の経験上、看護師の性格はきつい人か優しい人かの二択でくっきり分かれていることが多いです。わりと性格もきっぱり分かれています!(僕の妻は前者です。。)

食いっぱぐれない

看護師の資格さえ取得できれば、職を失うことはありません。看護師の平均年収は508万円(2022年厚生労働省発表)となっており、全国平均年収(458万円)よりもやや多い傾向となっています。

個人的には、看護師の仕事と給料の割合が合わないので、もう少し給料を増やしてほしいと思うのが現状です!

また、看護師でのアルバイトもなかなか自給が高いところが多い気がします。病院の夜勤バイトなどを見てみると、1回夜勤に入ると3万円もらえる所も多々見受けられます。私もアルバイトでサービス付き高齢者向け住宅の夜勤バイトをしていて、そこでは1回1万5千円ほどいただけるので、月に回数を重ねるとお小遣い稼ぎにはなりますかね、、

平日の休みが多い

看護師は基本的にシフト制での勤務となります。必然と平日の休みの割合も多くなります。私も一般病院で働いていた時は月に休日が9~10日、夜勤が月に4~5回入っていました。夜勤明けも含めると月の半分が休みになることになります。夜勤明けは決して休みではありませんが、仕事が朝に終るので何かと時間に余裕ができます。大抵は夕方くらいまで睡眠をしてしまいやすいです…。

平日休みであると、どこの商業施設も土日に比べ断然空いています。たまに平日休みの場所もあるので、そこは注意が必要です!

また、友人と休日を合わせにくいという点もありますが、個人的には事前にその日は希望休を申請しておけば問題ないのかなと感じています。

デメリット

ほとんどの病院勤務が多忙である

私も新卒で一般の総合病院に勤務していた時は、残業がない日のほうが珍しかったくらいです。一般的に日勤で受け持たせていただく患者様は、看護師1人につき7~10人(入院状況によりますが、、)が基本となります。看護師の業務のスケジュールは大まかに決まってはいますが、イレギュラーな対応は常にあります。例えば、緊急の入院・患者様の急変・主治医からの指示変更・ナースコール対応などなど、、、例える数は無数にあります(笑)

逆に考えれば、仕事をするうえで優先順位のつけ方が身に付き、やりがいのある仕事だと思います。1日の時の流れが本当に早いです。テキパキと働きたいと思う方にはうってつけの仕事だと思います。

不規則な勤務形態でリズムが崩れやすい

病院で勤務している看護師はほとんどが夜勤も入らなければいけません。そのため生活リズムが不規則になりやすいのも確かです。若い頃は体力があるため、そこまで気にはならなかったですが、年齢を重ねていく内に身体のしんどさが出てきます。先輩の看護師の方にも聞くと夜勤明けは仮眠をする割合が圧倒的に高いです。

私自身も夜勤が身体の負担が大きく、現在は夜勤がない訪問看護の方で勤務をしています。やはり夜は寝たいです。(笑)

また、勤務形態で夜勤専従の方もおられます。夜勤専従の最大のメリットはやはり給料が大きく上がることです。日中と夜間の業務を交互に働くより、ルーティン化しやすいのかなと思います。

やはり肩身が狭い

言わずと知れたことではあるのですが、看護師は女性の世界です。女性と男性では考え方の違いもあるものだと感じています。相談したいときにできる職場の人というのも限られるかもしれません。私自身は先輩の看護師の方にうまく可愛がられていたので、なんとか生き延びれていました。(笑)

この仕事をしていて、すごく傾聴力が優れたなと実感しています。傾聴のすきるは本当に相手の思っている事をうまく引き出す力があるため、傾聴力は大事だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。私が働いてきた身としてのメリット・デメリットを上げさせていただきました。よく検索ワードで調べて出てくる内容と被っているかもしれませんが、経験してみるとやはり当てはまる部分も多かったのかなと感じました。

「人に優しく接してあげたい」という気持ちがある方であれば天職だと感じています。私自身も振り返ってみて、看護師にならなきゃよかったとは思いませんでした。

人から直接的に「ありがとう」と言っていただける素敵な職業だと思います。私自身も今後病気を患った患者様の力になれるよう、日々精進していきたいと思っています。

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